みなさんこんにちは。ファイナンシャルプランナーの永塚です。
本日の日経新聞朝刊に「個人向け国債の発行残高が2年ぶりに減少」という記事が掲載されておりましたので、超安全な預け先の一つ、国債の買い方について少しお話してみます。
超安全な預け先は本来なら銀行の定期預金ですね。でもちょっと金利が低すぎて・・・そんな方にお勧めなのが国債です。国債は銀行などの金融機関で買えます。
まずは金利を比較してみましょう。国債の利回りは年率で0.05%くらいですから、銀行よりはお得です。銀行定期預金の金利と比べてみてください。
■金融機関の窓口で購入できる国債は、こちら(「個人向け国債」と「新窓販国債」) (財務省HP http://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/)
ここからは国債の買い方についてまとめてみました。
1】商品の種類は・・・下記の2種類 (まずは個人向け国債3年がお勧め)
個人向け国債・・・変動10年、固定5年、固定3年
新型窓口販売国債・・・固定10年、固定5年、固定2年
2】購入場所は・・・ほとんどの金融機関(銀行窓口)で購入可能です。
3】購入金額(買付単位)・・・1万円以上、1万円単位
4】こんな時に買ってみよう
- 万一の際の緊急資金として残してあるお金だが、2~3年安全に運用したい
- 総合口座の限度枠を広げたい
(国債は定期預金とは別枠で総合口座の担保となります) - 定期預金以外で何かやってみたい(運用してみたい)
5】勉強のポイント
- 応募者利回りと表面金利の違い
- 募集価格と償還金額
- 金融機関取引(手続きの流れ) などがあります。
超安全な金融資産として位置づけられる「個人向け国債」は、銀行金利よりましです。利回り計算を経験するための生きた商材としても価値がありますので、勉強目的も含めて購入してみてはいかがでしょうか?