お金を増やす基本の「き」“定期預金”
お金を増やす方法として最もポピュラーな方法が、「定期預金を使ってお金を増やす方法」です。定期預金には「利息」がついていて、一定期間(普通は1年)銀行にお金を預けておくと「お礼としてその利息がもらえる」仕組みとなっております。
その利息を決める元となるのが「金利」です。「金利」という言葉は聞いたことがあるかもしれませんね。金利と利息の関係は以下のようになっております。
例えばあなたが100万円を1年間銀行に預けたとしましょう。定期預金の金利が「0.05%」だったら、利息は500円となります。下記に様な計算式です。
「利息」=「預けたお金」×期間(単位は年)×金利
=100万円×1年間×0.05%=1,000,000×1×0.0005=500円
このように、銀行にお金を一定期間預けるのが「定期預金」で、定期預金にすると「利息」がもらえてお金が増えるようになります。
金利が高ければ、利息はもっとたくさんになります。例えば下記の銀行を比較すると、金利の違いがよく分かりますね。
金融機関名 1か月 3か月 6か月 1年 3年 5年
あおぞら銀行
インターネット支店- - 0.200% 0.260% 0.300% 0.350%
・預入 50万円以上~300万円未満
オリックス銀行
スーパー定期- - 0.200% 0.250% 0.300% 0.300%
・預入 100万円以上~300万円未満
じぶん銀行 0.040% 0.150% 0.100% 0.100% 0.100% 0.130%
・新規申込みで3か月定期はキャンペーン金利=3か月間0.400%
・更にauユーザーは上乗せあり
新生銀行
パワーフレック
円定期預金0.025% 0.025% 0.025% 0.025% 0.030% 0.060%
・新規申込みで6か月定期はキャンペーン金利 6か月0.500%
東京スター銀行
スターワン
円定期預金0.050% 0.050% 0.060% 0.080% 0.150% 0.250%
・新規申込みで6か月定期はキャンペーン金利 6か月0.200% (50万以上、ネット申し込みのみ)
100万円預けた場合、金利が「0.05%」なら利息は「500円」ですが、金利が「0.26%」なら利息は「2600円」です。できれば金利は高い方がいいですよね。
■ 預入期間(お金を預ける期間)
定期預金の預入期間は最短で7日というものがあります(楽天銀行)。普通の金融機関の場合は最短1か月が基本です。
多くの金融機関で1か月・3か月・6カ月・1年・最長10年まで取扱ができます。前述の表でもいろいろな預け期間がありますのでご注意ください。
■ 金利(表示の基本)
金利の基本は年率○%と表示されます。1カ月も3カ月も3年も、表示は全て年率○%です。
- 例えば1か月定期預金金利=0.05%と表示があれば、1か月後の利息は次のような計算式となります。
元金×金利0.05%×1/12 100万円1か月の場合:100万円×0.05%×1/12=41円(税引き前) - 例えば3年定期預金金利=0.17%と表示があれば、3年後の利息は元金×0.17%×3年
100万円3年の場合:100万円×0.17%×3年=5100円(税引き前)
(3年以上は複利取扱の金融機関が多く、その際は上記計算利息が外用しない)
■ 銀行によって違う金利「金利一覧表」
- この一覧表は毎月月初に発表される金利をもとに表示いたしております。
- 全て300万未満の定期預金金利表示です。
- ご利用の際には必ず各銀行発表の最新金利をご確認ください。