住宅ローン見直しの注意点
住宅ローン見直しの際には、以下の点を注意しながら検討ください。
- 固定金利と変動金利の選択に迷ったら、それぞれのリスクを把握しリスク基準で選択してください。特に前述のように金利上昇時は将来の計画に大きな影響が及ぶ可能性があることを意識してください
- 見直しにはコストがかかります。手続きにかかる費用はまとまった額としてすぐに支出しますが、返済額軽減は毎月少しずつの効果です。トータルでどちらが得かの判断だけでなく、今キャッシュアウト(現金出費)するリスクも検討ください。(諸手続きに関する費用は下記掲載しております。)
- 繰り上げ返済についてですが、少しだけでも資産運用の知識が身に付くと繰り上げ返済よりも運用の方が効果を発揮することもあります。別ページにて解説しますので、参考にしていただくとよいかと思われます。
見直しの諸経費:30万~90万円(ネット銀行の方が明らかに安いですね)
- 元々の銀行に払う手数料:3万円(全額返済手数料・・・大手メガバンク参考)
- 新しい銀行に払う手数料:3万円~20万(事務手数料・・・大手メガバンク参考)
- 保証料:0万円~60万円※(借入元金3000万としてその2%で計算・・・無料あり、銀行によって大きく異なります)
※ネット系住宅ローンは保証料が不要のところもあります。
(代わりに事務手数料が高いこともあるので注意です) - 登録免許税:3万円(借入元金3000万円としてその0.1%)
- 抵当権設定費用:12万円(新しい銀行での申し込みの場合10万円+抵当権印紙2万円)
- 司法書士費用:7万円(おおむね5%~10%の場合が多いようです)
住宅ローン見直し資金確保の仕方
弊社相談の場合、火災保険の見直しや生命保険の見直しなどで住宅ローン見直し資金を確保できる方が多くいらっしゃいます。必要であれば見直し資金も一緒にご相談可能です。